「Ⅻ.ニュー・クリエーション(その5)」

ご訪問ありがとうございます。
お預かりさせていただきました「Universe State」を、少しずつご紹介いたします。

●「Universe State」(全文):http://moto-kokoro.cocolog-nifty.com/blog/files/uniearthcity1.pdf
●「ユニアースプロジェクトⅡ」(全文):http://moto-kokoro.cocolog-nifty.com/blog/files/up2f.pdf
●「6.ひとつの新たな生命体として」(6分21秒)(「第2回仙台すぴこん・スペシャセミナー」2004年10月11日より):http://spiritual-tv.com/old/ss2-nkazato_6.wmv
●コミュニティ「ユニアースプロジェクト」:http://mixi.jp/view_community.pl?id=2110755


Ⅻ.ニュー・クリエーション(その5)


 犠牲者や自殺者を出すのは革命であり、犠牲を伴わないものが改革であると思います。従って、政策として救済エリアを確保すること無く痛みを与えるような革命は、避けるべきであることも十分認識しておく必要があるはずです。
 また政策上グランドデザインやファイナルビジョンが示せないものは、公費の使途も不明確となり、政策とは言えないことも肝に銘じておかねばなりません。
 公費を有効活用する意味でも、公害発生型で負の遺産が多い都市構造を改良や改造する方法では、本質的な理想構造社会へのシフトは望めません。新天地に理想に基づく都市を造り、移り住んでいくのが自然なシフト方法であろうと思われます。
 国家があり国民がいて、税金を徴収し公費として使える内に、Uni‐Earth Cityを拡大させていく事ができれば、お金も税金も必要としない社会へ容易にシフト出来ます。
 転ばぬ先の杖ではありませんが、国に経済力があるうちに公費を投じてUni‐Earth Cityを造れば、総ての人に役立つ本物の公共事業を行う事が出来、大恐慌時代のかっての米国経済を救ったニューディール政策をも超える、人類史上最後の大事業となるでしょう。その過程においては総ての業種が潤うことで、人々は喜びながらUni‐Earth Cityを完成することが出来ます。
 また完成に伴って仕事を終える人々(失業者)は、Uni‐Earth Cityに移り住むことで困窮を免れることが出来ます。最終的にUni‐Earth Cityの完成後は、物づくりから維持管理運営へと社会構造が切り替わることで、延々と地球環境を壊し続けてきた物づくりは終わります。
 この移り変わり方法ならば誰も傷つかず痛む者も無く、新たな社会(生活様式)へとシフトできます。
 現在抱えている様々な問題は、「起源意識」として生きていないことに端を発し、その背景には限界に近づきつつある市場経済という社会システムが存在します。自給圏経済の確立に基づいたUni‐Earth Cityを完成させてこそ人類は、「起源意識」であったことに目覚め、人として生きることが出来るようになり、あらゆる問題の解決が可能になります。
 一個人という存在に分散していた「起源意識」は、万物と万権を共用する暮らしをすることで自己主張(妄らに「私(わたし)」という名前を呼ばなくてもすむ)をする必要が無くなり、魂(「起源意識」)で繫がることが出来るようになります。
 そして魂(「起源意識」Crystal Spirit)の和した本物のコミュニティのネットワークが地球を包み込むことで、「起源意識」はあえて「自己(自分)」として分散して存在する必要が無くなり、悠久の時をかけた全体一体で機能できる成長した「起源意識」へと完成することが出来ます。
 「起源意識」にさえ戻ることが出来れば、あらゆる諸問題や諸事情は「起源意識」が創ったのですから、解決することなど容易なことなのです。
その為には、人々の精神性の正常化(立て替え)を図る事が最も重要なのです。


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