■意思伝達装置レッツチャット存続署名のお願い■

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  たくさんのお友だちの日記で知りました。

  少しばかりですが力になればと思います

  今日も、よき日を、ありがとうございます。


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山元加津子さんの日記
  http://itijikurin.blog65.fc2.com/blog-entry-1611.html


『レッツチャット存続の署名をお願いします。』

明日は20日、宮ぷーが脳幹出血で倒れて1年半が経ちました。今日はどうしてもどうしても多くの方にお願いがあるのです。
レッツチャットの存続のために署名を集めたいのです。どうぞよろしくお願いします。

宮ぷーが倒れた最初の頃は、月日が経つのがとてもとても怖かったのです。早く意識が戻って欲しいとそればかりを願っていて、観なければいいのに、ネットや本で1ヶ月戻らなければ、何割もう戻らないとか3ヶ月戻らないともうもどらないのじゃないかとか、そんなことを気にしてしまっていたのです。その頃、私は宮ぷーの妹さんに何度も言ったことがありました。「統計がどうであろうと、お兄ちゃんは、必ず意識を取り戻すよ。そして、そうなったら、なんとしてでも気持ちを伝えあえるようにする。だって私、そのお仕事をずっとしてきたんだもの。恭子ちゃん心配いらないよ。大丈夫。また必ずお兄ちゃんとお話しができるようになるからね」恭子ちゃんにそんなふうに言いながら、私は本当はまるで暗闇の中を大きな海に船出した小舟のように不安だったかもしれません。とにかく、思いつくことをしていくことしかできなかったのです。

けれども、もっと不安だったのは宮ぷーだったと思います。思いがあっても、体のどこも動かず閉じ込められた状態で思いを伝えられない。それはどんなに孤独でつらかったことでしょう。けれども、宮ぷーが思いを伝えられるようになるために大きな助けになったのが、様々な意思伝達装置の存在でした。体のどこか動く場所がないか、あれば、いろいろなスイッチを使うことができる。もしそれが難しければ、マクトスという脳波スイッチがある。そして、スイッチと意思伝達装置のレッツチャット(宮ぷーが今使っている装置です)や伝の心とつなげればきっと思いを伝えられるとすがるように思っていました。

そして、宮ぷーの首が8月の終わりに動き出したときに、頭の横にスイッチを置いて、レッツチャットを使うことができるようになったのです。だから、宮ぷーと私にとって、レッツチャットは恩人だと思います。今も、さまざまな思いを伝えてくれるレッツチャットは、宮ぷーが誰の手も借りずにスイッチを入れて、思いを伝えられる。「ありがとう」「ごめんね」「会いたかったよ」「気をつけて」「だいじょうぶ?」宮ぷーがレッツチャットで伝えてくれる言葉はいつも愛にあふれています。テレビもレッツチャットとレッツリモコンとつなげて、チャンネルを変えたりもできるし、ナースセンターへ連絡することもできるのです。レッツチャットは宮ぷーの命綱とも言えると思います。


ところが、そのレッツチャットが実は大変なことになっているということがわかりました。宮ぷーと同じように息子さんがレッツチャットを使っておられる池原さんというお母さんから署名のお願いが回ってきました。それはレッツチャット存続をパナソニックの社長さんにお願いをする署名を集めてほしいというメールでした。そして、販売店などに伺ったところ、もう在庫は限られているということもわかりました。その在庫が終わったら、今のレッツチャットはもうないということなのです。

いま、この時点でもレッツチャットが必要な方はとてもたくさんおられると思います。意思伝達装置というものがあるということすら知られていないために、需要が少ないということも大きな原因だと思います。だから、それを広めたいというのが、私や宮ぷーの願いです。けれど、もし、そのことが広まっても、レッツチャットはすでになくなってしまっているかもしれません。

私は特別な会社の機械だけを応援したいわけではないのです。マクトスも、トーキングエイドも伝の心も他の意思伝達装置もみんな大切。けれど、今、存続の署名が必要なのがレッツチャットだと言うこと。そして、宮ぷーがお世話になって、命の絆であるのがレッツチャットであるということ。宮ぷー自身、もしレッツチャットが壊れてしまったら、宮ぷー自身も困ります。だって代わりがなくなるのです。そして今、レッツチャットで命をつないでいる方がいっぱいおられるのです。その方々がとてもとても困ります。だって、レッツチャットは命なのです。それから、新しく必要な方もたくさんおられはずです。だから、レッツチャットはなくなっては絶対に絶対に困るのです。

署名は一定数が集まり次第、パナソニックさんにお渡しすると言うことでした。。私は病室でおろおろしながら、ベッドの周りを何度も回っています。どうしようどうしよう・・そしてやっぱりみなさんにお願いするしかないと思いました。どうぞみなさん、署名を集めていただけないでしょうか? 署名の用紙はにアップしました。そこからダウンロードして、印刷していただき、署名を集めていただけますでしょうか? 

http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/miyapupuro/syomei.pdf

署名は何人でもいいのです。3人でも4人でもいいのです。私宛に郵送で送っていただけますでしょうか? その後、池原さんにお渡しします。署名の送り先の私の住所は、kakko@js7.so-net.ne.jp
に、「送り先を教えてほしい」とメールをいただけたらと思います。あまり時間がなくてすみません。どうぞ宜しくお願いいたします。署名は遅くとも9月2日に到着するようにお願いいたします。

それから、私、思うのです。署名は大切だけど、署名にお手紙があったらいいかなあって思いました。私はレッツチャットがあったおかげで、今の宮ぷーがあるし、すごくレッツチャットは大切だし、そんなレッツチャットを支えてくださってきた、ファンコムさんやパナソニックさんはすごいって思うのです。本当にすごくすごく感謝をしています。病気は障害はとても大切なんだということが、今は科学的にわかってきていて、病気や障害のために苦しまれた方がおられるからこそ、すべての人を含む社会が明日へ向かって歩いていけるのだということ。だから、障害を持った人や病気の方を支えている大切な機械を作り続けてくださったパナソニックさんに感謝の思いを伝えたいです。そして、絶対にレッツチャットをなくさないでくださいって書きたいと思います。字が下手なのでワープロになるけど、書きます。もし署名に、社長さんへのお手紙を添えてくださる方がおられたら、とてもとてもうれしくありがたいです。

そしてもうひとつお願いです。ぜひ、このことをブログやミクシィツイッターなどでも、ご紹介いただけたらと思います。レッツチャットっていったい何だろうという方もおられると思うので、宮ぷーのちらしのこともお知らせいただけたらうれしいです。こんなふうに使っているって分かっていただけるように思うのです。

今日、偶然、病室に宮ぷーにレッツチャットを持ってきてくださった業者さんが来てくださいました。私はすぐにこの話をしました。業者さんは「大変だ」って言ってくださいました。「これは大変です。多くの人がそんなことになったら困ります」とおっしゃいました。「この事実、みんな知らないから、リハビリセンターの方も、病院のリハビリの先生たちも困られると思います。僕もやりますから」と言ってくださいました。まだおろおろしています。どうぞ皆さん宜しくお願いします。宮ぷーは今日も「おかえり、まっていたよ、あいたかったよ」って書いてくれたよ。とてもとてもうれしかった。宮ぷーはレッツチャットがあったからこそ、生きる意欲が湧いて、こんなに回復したのだと思います。全国に何人もそんな方がおられます。どうぞよろしくお願いいたします。

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