「Ⅵ.自立維持管理型産業構造(その1)」

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お預かりさせていただきました「Universe State」を、少しずつご紹介いたします。

●「Universe State」(全文):http://moto-kokoro.cocolog-nifty.com/blog/files/uniearthcity1.pdf
●「ユニアースプロジェクトⅡ」(全文):http://moto-kokoro.cocolog-nifty.com/blog/files/up2f.pdf
●「3.抜本的改革の基盤と過去の業績」(6分19秒)(「第2回仙台すぴこん・スペシャセミナー」2004年10月11日より):http://spiritual-tv.com/old/ss2-nkazato_3.wmv


Ⅵ.自立維持管理型産業構造(その1)


 延々と物を作り続ける産業構造では、いずれ地球を壊しきってしまいます。
 そこで地球環境破壊の防止を考慮した場合、物を延々と作り続けない産業構造が必要になります。(破滅を食い止める具体的方法の提案)
 例えば延々と物を作り続けない新たなコミュニティを造り、物質文明をすみわけ、個人の嗜好性よりも機能性や耐久性、利便性や審美性を重視し、デザイン的に洗練された必需品を、必要最大限(総ての人で共用できる必要量であり、稼働率に基づき過不足がなく誰もが不自由なく利用できる保有量=必要最大限)生産し、その後、維持管理へと切り替え、コミュニティごとに製造物の保守点検と維持管理運営を行えば環境破壊を食い止める事が出来ます。
 物づくりを継続し続ける労働力を、物を必要量生産した後に維持管理運営へ転換し、維持管理運営を行う事を自立維持管理型産業構造と呼びます。
 物の嗜好性は千差万別であり、総ての人の嗜好や用途に合せて無秩序で無制限に物を作る事は、地球環境という物質的限界から考えても事実上不合理です。
 また人はどのような物を作っても、いずれは飽きる(又は個人の寿命が尽きる)という点も考慮することが大切です。
 人は満ち足りた時に、初めて利他的な発想が出来るとも言われていますが、満ち足りるどころか限りがないということに気付く必要があります。
 それというのも個人消費をベースとした経済構造であるが為、飽きさせることが無いように次々と品物が作られるからであり、これが物質至上主義を生み何時まで経っても人々が利他的な発想を出来ない原因となっているからです。
 このままでは魂が完全に腐敗してしまいます。
 そこで究極の物づくりを行い共用し、物に対する執着心と拘りから脱却できるシステムを作る必要があります。(魂至上主義へシフト)それには最新で最高の技術が必要になり、各企業は得手不得手を補い合い究極の物作りを行わなくてはなりません。
 例えばコミュニティ内では先の嗜好と同様に、総ての人を教育や躾でコントロール出来ないことを考慮し、個人に車を所有させ法規を守らせるのではなく、基本的な交通ルールはコンピューターやロボットに任せ、交通違反や事故の防止を行い、クリーンでエコロジーな究極の車を稼働率に基づき必要最大限の生産を行い、乗車人数に合わせ何時でも何所でも誰もが利用できる交通網を造り、乗車場所から目的地までをコンピューターで運行することが望ましいと考えます。(法規のシステム化)


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