「Ⅺ.「自己(林檎)」+「我己(林檎に付く害虫)」=「自我(虫食いの林檎)」(害虫の駆除機能と防虫効果を持つ林檎箱を創る)(その3)」

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お預かりさせていただきました「Universe State」を、少しずつご紹介いたします。

●「Universe State」(全文):http://moto-kokoro.cocolog-nifty.com/blog/files/uniearthcity1.pdf
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●「1.社会の現状と不安」(20分47秒)(「第2回仙台すぴこん・スペシャセミナー」2004年10月11日より):http://spiritual-tv.com/old/ss2-nkazato_1.wmv
●コミュニティ「ユニアースプロジェクト」:http://mixi.jp/view_community.pl?id=2110755


Ⅺ.「自己(林檎)」+「我己(林檎に付く害虫)」=「自我(虫食いの林檎)」(害虫の駆除機能と防虫効果を持つ林檎箱を創る)(その3)


「我」とは手に戈(ほこ)(矛)を持った状態を象形的に文字で表意し、争いの象徴として後世に「我」の始末の必要性を伝えていたのかもしれません。
また廃墟と化したアテネパルテノン神殿には、「汝自身を知れ」と、同様に原爆で廃墟と化した広島の原爆ドームの対岸に設けられた平和の鐘には、「自己を知れ」と記され、まさに「自分が誰?」なのかを解き、その答えに基づく社会を創らない限り、今度は地球が廃墟になることを案じた「起源意識」からのメッセージとは考えられないでしょうか。
従ってこれらのメッセージに気付かず「自我社会(「林檎が腐る」林檎箱)」を放置することは、「林檎が腐る」林檎箱の中に次々と新しい林檎(子供たち)が放り込まれていくことになり、総ての林檎はやがて腐敗し、林檎箱を壊し、いずれは林檎の木までも腐敗させ滅亡してしまいます。
古来日本では全体の協調性と調和を重視し「出る釘(杭)は打たれる」などといわれ、一人だけが突出することを避けてきた時代背景がありました。言うならば文明の発展に伴う「自我」の発達を抑えてきたわけです。(協調社会)
しかし、今日では「自我」の趣くままに生き、弱肉強食の社会が当たり前となりました。言わば「自我」中心に生きるようになったわけです。
当然、これ以上「自我」のままでいれば、戦争の勃発や、手の付けようのない環境破壊や、犯罪を増加させる貧富の差の拡大などにより、現状のままでは物質的にも精神的にも破滅することが誰にでも容易に理解できるようになりました。
 今日までわたしたちは限りない物欲を煽られ、仕事に勤しむあまり「自分は誰?」などということを問う間も無いままに、「自我」を中心として生きてきました。
 今後は社会構造を替え、「起源意識」を中心に据えて、道(書道・柔道・剣道・空手など)による心身の鍛錬、スポーツや創造性(クリエイション)や芸術性(サウンドやアート)などにエネルギーを傾注して体力を養い、人が喜ぶことや、役に立つことなど、慶ばせ合うことで「起源意識」としての品格(色霊を使い、言霊を語り、数霊で遊ぶ)を養い、魂を磨き元々の崇高な存在として相応しい生活を送りたいものです。


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