「Ⅺ.「自己(林檎)」+「我己(林檎に付く害虫)」=「自我(虫食いの林檎)」(害虫の駆除機能と防虫効果を持つ林檎箱を創る)(その2)」

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Ⅺ.「自己(林檎)」+「我己(林檎に付く害虫)」=「自我(虫食いの林檎)」(害虫の駆除機能と防虫効果を持つ林檎箱を創る)(その2)


今日までの慣習で「自我」として学習し、「起源意識」であることを覚えても何の意味もなしません。知識の一つとして覚える事と、悟り、即ち真実を素直に受け止め覚醒し、生き方をかえることではまったく性質を異とします。
自分自身が臨死体験や人体離脱を体験するわけではないので、どうしても覚えようとしてしまうのですが、要は人体と「自己」の分離が出来、人体が乗り物であることを納得し、自分の本当の正体(魂)に目覚めているかが鍵に成ります。ですから「自我」を「起源意識」だとして学習させたら大変な事になります。
 「自我」が一旦形成されると、「自我」を中心とした例えば、金持ちであること、有名であること、身分が高いこと、人と違いがあること、権力があることなどに物事の判断や考え方の基準がシフトすることは前述の通りです。
 よって傲慢になりがちで自らが解決できない状況や問題、矛盾や謎などを次々と自らが作り、自他を分け差別し、人との関わりが途絶え、いずれ自滅するしかなくなるにもかかわらず、新しいことに興味を持ち日々の快楽を求め、限りない欲望に溺れ、争いを起こし、自らを偽り、自己矛盾に陥るようになります。
 またこれに気付き「自己(自分)」を変えようと努力しても、社会自体が「自我」であり続けなければならない環境になっているため、良心を持ち、正義を知り、道徳を知り、常識をわきまえながらも、悪に身を投じるようにならざるを得ません。
 これが生まれてから一度も嘘偽りや騙すことをした事が無い人が殆どいない世界になっている理由です。(「自己」と「自我」は表裏で一体)
 従ってこの状態(寝ぼけ)を正常化するには、どうしても「自我」の解決(目覚め)が必要になります。
「自我」の解決には、根源的な材料となる「我己」を排除しなくてはなりません。これが「共用(「我己」という毒素の解毒:デトックス)」を基盤とする社会構造へ、たとえどのような理由があろうとも創り替えなくてはならない根源的な論拠(原理)になります。
人の精神性(魂・スピリット)が替わらない以上、理想社会の実現は達成できません。故に「我己」排除機能を根本に組み込んだ政治・経済・法律・教育・お金や税金などが整備された国を創り、生活様式を変え、魂を立て替えない限り、わたしたちの精神(魂)は元(「起源意識」)には戻れません。
具体的には、林檎を主体とした林檎にとっての快適な空間を作らなくてはならないにもかかわらず、「自我」が主体の社会になっているということは、林檎に付いた害虫にとっての快適な空間作りに励んでいることになるのです。ですから害虫が成長して大きくなり強くなれば林檎は食い尽くされるばかりか、林檎が成る木(地球)までもが食い荒らされ二度と林檎が実ることはなくなるということです。


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