Ⅳ.自給圏経済

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Ⅳ.自給圏経済


 市場経済は大量生産と大量消費を続けることで成り立つ経済であり、地球温暖化並びに自然環境破壊を避けることは決してできない環境破壊型の経済システムです。
例えば今後急速に市場経済を基盤にしてBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)が、先進6ヶ国G6(米国、日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア)と並ぶか超えるような発展をすれば、地球は必ず滅亡する事が予想されるということです。
 そこで地球温暖化を抑止し、自然環境を改善し、環境保全ができる21世紀に相応しい理想的な経済システムへのシフトが必要不可欠です。

 まずは宇宙船地球号を沈没させないためにも、市場経済に替わる次世代の経済として最低限求められることは以下のことではないかと考えます。
 ①生産効率重視ではなく、自然環境保護や畜産や養鶏における大量感染防止を目的とした「循環型の農林水産業」のあり方が望ましい。(スローフード
 ②地球環境を恒久的に保全できる物流は、物資や資源を遠方より、または遠方へ、搬送しない方法が望ましい。(地場生産地場消費)
 ③物品の要否をすみわけ、個人嗜好ではなくユニバーサル嗜好で必要な物を、必要な量だけ限定生産し、共用を条件として永久的に使用できることが望ましく、延々と大量生産および大量消費を続けないことが好ましい。
 ④使い捨てや耐久性のない物(リサイクル品やリユース品など)の生産ではなく、完全サイクル的な発想であるゼロミッションの達成が好ましい。(生態系や人体に悪影響を及ぼす物の全廃)
 ⑤コミュニティ単位で、快適で安全な衣食住(機能性重視の衣類、自然栽培の食材、シックレスな建材の利用と防災性を重視した住宅)の公平な共用と、食糧や水やエネルギー(温水の利用、オールタイムでの電気利用が可能)などの完全需給が望ましい。(物と権利の共用)
 ⑥個人が労働と子育てに明け暮れるのではなく、社会全体で仕事と責任を分業と分担でまかなうことで休養が十分に取れ、ストレスや不安の無い安定した生活を送れる経済が望ましい。(労働に対し稼動人口が少なくてすむ社会システム)
 まとめますと、物の共用を基盤に文明の要否をすみ分け、耐久性に優れた必要な物を必要なだけ生産し、無害で安全な衣食住やエネルギーを、地場生産地場消費と自主的交易で需給する経済システムを備えるコミュニティの確立を行う。(縄文文化と近代文明の融合)これを称して自給圏経済と呼びます。

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