Ⅸ.「自分は誰?」(その1)

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Ⅸ.「自分は誰?」(その1)


 「善し悪し」をわきまえながらも「善」を「善」と出来ない謎は、「自分は誰?」を解くことにあります。(究極の中枢命題への挑戦)
 「自分は誰?」という問いがいくら哲学的だとか宗教的だと言われても、よりよき生き方や人生にとって大切なことは何かを考える時、どうしてもこの問いに行き当たらざるをえません。なぜならば社会構造の基礎構築の際に最も重要なテーマとなるからです。また過去の歴史と現実を再認識してみると、このテーマを無視して造られた社会は必ず崩壊していることに気付かなくてはなりません。
 また人の精神性を無視して作られる社会は、人精(性ではなく本質)を狂わせ破滅へと誘われる事も同様です。(精神の立替を必要とする根本原理)
 そこで再び「自分は誰?」という問いを林檎(人類)と林檎箱(社会)に置き換えてみましょう。そうすると林檎とは何であり、何所からやってきて、誰が何の目的のために林檎と林檎箱を創り、林檎と林檎箱は最終的にどのようになればよいのかという問いになります。従って問いを解く鍵は、林檎と林檎箱を創った「誰か(サムシンググレート)」と、林檎の関係を解くことにあります。
 「自分は誰?」という問いは、永遠に問い続けても解が無い問いのように思われがちですが、実はそうでもないと考えられます。
 みなさんは料理番組の必要性を考えたことはありますか?
 その必要性はどのような料理であっても、料理を作った者にのみ材料と調理方法を教える事が出来るからです。(料理・音楽・芸術など、総てが創造の賜物)
 これと同様に、宇宙の材料と成り立ちを知り、どのような世界(井戸の中)に住んでいるのかを知ることが出来たなら、わたしたちが「誰」なのかを知る事が出来ます。
 宇宙という料理の材料は、元素記号表で示されるように「物(有形無形の物質・量子)」であり、宇宙を「造る意図(非物質・エネルギー)」は料理方法に当てはまります。また料理の作り方を知ったり、教えたりする道具となる「名(記号・文字・数字・言葉・名前・手話などの総称)」が必要です。
 この「名」が欠けると、知ることや教えることなど共通認識ができないため、料理番組をはじめ、学問・研究・教育など一切ができなくなります。即ち料理の材料や調理方法を機能的に伝達できなくなるという支障をもたらすものであり、「名」は文明の進歩に不可欠でありました。(創造を具現化する素)

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